入院から退院までの日数とスケジュール
子宮筋腫の手術で入院するとき、
その期間は手術の方法によって違いますし、
同じ手術法でも病院によって違ってきます。
入院期間の目安は下記の通りです。
手術法 | 期間 |
開腹手術 | 7日~12日 |
腹腔鏡下手術 | 4日~6日 |
子宮鏡下手術 | 2日~3日 |
子宮動脈塞栓術(UAE) | 3日~5日 |
集束超音波治療法(FUS) | 日帰り |
一番長くかかる開腹手術でも、
通常は7日間から10日間前後で、
回復の具合により前後することもありますが、
何か大きな合併症などがない限り、
長期間の入院になることはありません。
また、異常がなければ、申し出て、
早く退院することができる場合もあります。
入院のスケジュール
手術や入院が決まると、大抵の場合、
病院から入院診療計画書がもらえます。
計画書には入院から退院までのスケジュールが
記載されているので、入院中のいつ、どんなことを
するのかがよくわかります。
具体的には、食事の有無や薬の服用のタイミング、
駐車、点滴、治療、検査などの流れが書いてあります。
入院中は、手術の不安と不慣れな生活とで、
不安な気持ちになりがちですが、
事前にスケジュールがわかれば少し安心できますね。
それでも不安なことや疑問点は、主治医や看護師が
答えてくれますので、遠慮せずにたずねましょう。
入院するとすぐに、診察や問診のほか、
手術の説明がありますので、わからない点は
そのときにも確認できます。
手術が終わると、術後の説明を受けることになります。
話を聞くのは、通常は家族や保証人になりますが、
そのときに、摘出した筋腫の組織なども
見せてもらえますので、自分でも見たかったら
事前に医師に伝えておきましょう。
開腹手術のスケジュール例
入院当日・手術前日
- 問診、診察、検査
- 入院中の説明
- 手術の最終説明
- シャワー
- 麻酔科医による麻酔についての説明
- 夜9字以降の飲食禁止
- 夜に浣腸
手術当日
- 朝に浣腸
- 点滴
- 膀胱にカテーテルを入れる
- 麻酔
- 手術
- 家族に術後の説明
術後1~2日
- 朝に採血
- 膀胱のカテーテルを外す
- 歩行開始
- 昼から食事開始
術後3日
- 朝に消毒
- 退院
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