子宮筋腫で経過観察と言われたら

子宮筋腫は良性の腫瘍です。種類やできた位置によっては症状が表に現れず、自分では何も気が付かずに生活していることも少なくはありません。筋腫の大きさはあまり関係なく、筋腫が大きく肥大化していても、月経痛や過多月経の症状が出ない人だっています。

子宮筋腫で症状が出ない場合は、医師の判断によりますが、積極的な治療は行わず、経過観察で様子をみるケースも多々あります。

筋腫があまり大きくならずに安定していれば、3ヶ月から6ヶ月ぐらいの間隔の定期検診で経過を観察することになります。小さいものであれば年1回ぐらいの検診でいい場合もあります。いずれも自分で勝手に判断せずに医師の判断にしたがってください。

定期検診は、怠らずに必ず受けることが必要です。経過を見るということは、何もしないでほったらかしにすることではありません。定期的な検診をしながら、医師のもとで注意深く体の様子を見るという治療の一つの方法と考えましょう。

経過観察中は、自分でも体調の変化や特に月経時の様子に注意しましょう。月経痛の有無や強弱の具合、月経量の変化、オリモノの様子などを調べてメモしておくといいでしょう。

月経量が多くなってくると貧血が進み、体調が急変する場合もあります。貧血による失血が多いと鉄剤などによる薬物療法が必要になることもありますので、検診日前でも早めに受診したほうがいいでしょう。不正出血があったりしこりが大きくなったと感じる場合も同様です。

子宮筋腫は、ガンや悪性腫瘍のように緊急を要する病気ではありません。症状がでず、妊娠の予定もなければ、手術もせずに経過観察だけで閉経を迎えることもあります。

自分の生活習慣を見直す良いチャンスぐらいに考えて前向きな気持ちで暮らしていきましょう。食生活やストレスや運動不足の解消など、心身ともにケアできるように心がけましょう。

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