子宮筋腫の子宮鏡検査

子宮鏡検査は、ヒステロファイバースコープなどの
内視鏡を膣から入れて、子宮頸部を通し、
子宮内腔を直接観察する検査方法です。

MRI検査でもはっきりわからない子宮内腔の状態を
直接見ることができるので、粘膜下筋腫や
子宮内膜ポリープ、子宮体がんなど、
子宮内腔の異常を調べるのに適しています。

子宮筋腫の場合は、だれにでも必要な検査ではなく、
粘膜下筋腫の疑いがある人に追加検査として
すすめられます。

粘膜下筋腫は、子宮腔にコブのように突き出て
成長する筋腫なので、内視鏡ではその様子を
詳しく観察することができるというわけです。

子宮鏡には、細いヒステロファイバースコープと、
比較的細い硬性鏡のヒステロスコープがあります。

ヒステロファイバースコープは、直径3.0mm程度と
細いので、挿入時の痛みはほとんどなく、
出産経験がない子宮頚管の細い人でも、
麻酔や子宮頚管を拡張する必要がありません。
ただし、子宮頸部が曲がるなどの変形があるときは、
挿入が難しく、痛みを感じるときがあります。

現在の子宮鏡検査は、このヒステロファイバースコープが
主流で、外来で検査できます。
検査は、10分程度で終わります。

硬性鏡のヒステロスコープは、画像がより鮮明で
細かなところまで観察できるというメリットがあります。

スコープの直径は7~8mmと、ファイバースコープよりは
少し太めなので、あらかじめ子宮頚管を拡張したり、
腰椎麻酔やときには全身麻酔をかけることが必要です。

本体の操作用の穴に専用の器具を通して、手術を
行うこともできます。
子宮内腔に飛び出している筋腫で、直径4~5cmぐらいの
大きさのものは切断できる場合があります。

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